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神戸を中心とした地域社会に貢献するNPOビジネスアシストこうべ

設立趣旨書THE aIM

設立趣旨書

1. 趣旨
 現在日本企業を取り巻く経営環境は、長期の景気低迷から脱出し、一部の企業や特定の産業分野においては力強い成長を続けています。しかし、その実態は勝ち組企業と負け組み企業とに二極化しつつあるのが現状で、中でも大企業に比べて中堅・中小企業では、長期化した不況の影響と産業構造の変化を受け、苦しい経営状況が続いているところが多く見られます。この経営状況を打破するには、個別の産業分野、企業ごとに、経営環境の変化に見合った経営改革や業務改善を行い、それらを徹底し、継続させていかねばなりません。
 また、これからの日本経済を継続的に発展させ、活性化させる原動力となるのは優秀な力を持つ既存の企業だけでなく、新たに創業する人たちでもあります。その中にあって卓越した知恵や技術力、行動力を持っている創業者は少なくありません。そのような創業者たちが、マネジメントやマーケットへの対応など、組織運営のノウハウを深く身に着けることができれば、持っている能力を今まで以上に発揮し、ますます日本経済に活力を与えることができます。

 中堅・中小企業や創業者等が、現状を打破し積極的な経営改革や業務改善を進めるため、新たな知識や技術を経営に活かすためには、経営者自身や経営者をサポートする社員がそれぞれの能力を高め、その持てる力を最大限に発揮することが重要となります。そして、そのためには経営に関するさまざまな場面で、中堅・中小企業や創業者等を手助けする専門的な知識を持った支援者が必要で不可欠といえます。
 我々は、企業等に勤務しつつ、中小企業診断士の資格と、同じ志を持つものどうしで自主研究会を作って神戸を中心に活動してきました。そしてこの度、当該活動の高度化および活動範囲の拡大を目指すため、さらに、支援者となる人材を広く集めるために、「特定非営利活動法人 ビジネスアシストこうべ」を設立することにしました。
 我々は、21世紀における日本経済の新たな飛躍を願い、兵庫県を中心とした関西地域経済の活性化と地域社会の健全な発展のために活動します。
 
 当法人では、当法人と中小企業、創業者等らとが交流する場を作り出し、経営診断や経営指導、研修会活動などを通じて支援を進めます。さまざまな経営分野の専門家どうしを密接にネットワーク化し、行政機関、中小企業支援団体、金融機関等の団体・組織とも協力しながら活動します。
 我々は、その経験豊富な高い実践能力と深い専門知識、幅広い人脈によって、柔軟で密度の濃い支援をいたします。

2. 申請に至るまでの経過
 平成15年 9月 (社)中小企業診断協会兵庫県支部において、「企業内診断士活性化研究会」を設立。以後、定期的に勉強会を開催。
 平成16年 5月 (社)中小企業診断協会が実施した「経営戦略工学研究センター補助事業」に参加し、調査研究事業を実施。
 平成17年 1月 「経営戦略工学研究センター補助事業」の成果として、下記のテーマにて報告書を作成し、全国の(社)中小企業診断協会各支部に配布。
         テーマ:震災10年目を迎えて−被災地域における中小企業の現状と課題
 平成17年12月 「企業内診断士活性化研究会」の活動をさらに拡大するため、特定非営利活動法人として活動推進していく方向性を決定し、設立総会に向け設立準備を開始する。
 平成18年 3月 設立総会開催。


平成18年3月19日
                   特定非営利活動法人 ビジネスアシストこうべ
                   設立代表者
                   神戸市須磨区白川台2丁目44番地の17
  氏名   藤田 勉




NPO法人 ビジネスアシストこうべ